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求人広告屋の掘った穴

記事には書けないことを、吐き出したい。

「アットホームな職場です」は、ただの慣用句です。

業界のみなさまならご存知の通り、求人広告界隈が最も忙しいこの時期ですが、これ読んでどうしても反応したくなっちゃたので「アットホームな職場です」と「成長できる環境です」と書く合間に、エントリーを起こしてみました。

こんなコピーがあったら要注意ですぞ。と言う求人広告 自省log

「そうそう」という所と「うーん」という所があったので、現役としての見解も少し加えたいなと思った次第です。もちろん別にケチをつけたいというよりは、僕の観測範囲ではこうですよという話です。ちなみに僕個人としては、正社員・中途採用の案件が多いです。

アットホームな職場です

これは本当にただの決まり文句です。元エントリーでも触れていますが、なんかネタが微妙に足りない時とかに書かれることが多いです。電話出る時の「お世話になっています」と同じで慣用句みたいなものなので、これが書かれているからブラックだとか、ブラックじゃないとかという判断基準にすらならないです。

女性が多い職場です
女性向けの求人に見えますが実は男性スタッフを取りたい時にも使います。性別に対する表現にルールがあるのでこの様に書いて男性求職者に応募してもらおうと言う魂胆。

とありますが、僕の知る限りでは女性募集と言えない代わりに使われるケースの方が圧倒的に多いと思います。もし男性を釣りたいと思うなら、文言だけじゃなくて画像を使いますね。男性が求めているのは「女性が多い職場」ではなく「そこそこ若くて見た目も悪くない女性が多い職場」ですから。

未経験者歓迎

これはどうでしょうか。パート・アルバイト募集なら、そもそも経験者限定の募集ということ自体あまりないと思うので、ほとんどの求人が、未経験者歓迎だと思うんですよね。なので、わざわざ書く場合は、書くことがないとか、時給や待遇などは特に訴求できないから、せめて応募へのハードルは下げようというケースでしょうかね。また中途系の媒体の場合でも、経験者の採用はなかなか難しいからポテンシャル層を採用して教育しようというケースも往々にしてある、というかかなり多いので未経験者歓迎だからどうこうというのはないです。ただ本当は経験者が欲しいのに応募数が少ないのは嫌だから、とりあえず「未経験者歓迎」という求人も、よくあります。

オープニングスタッフ

以前も書きましたが、求人広告において鉄板のフレーズです。で、元記事でも指摘されているように、それ故にオープニングを装う企業もありますね。特にパチンコ店とか。あと、よくあるのが半年前にオープンしているのに、オープニングスタッフとか言い張っちゃうパターン。以前開店から一年後でも、オープニングスタッフと表記したいというお客様がいらっしゃいました。なので、本当にオープニングで働きたい!という方は、そのあたりちゃんと調べてみて下さい。

即戦力になれる、成長できる

まぁ、これ営業系で自称ベンチャーの場合は、長時間労働系ブラックである確率はかなり高いですね。まぁ、そういうのが好きな人もいらっしゃいますけど。同じ系統としては「裁量が大きい」「キャリアアップのチャンスが豊富」といったあたりですかね。

頑張り次第で◯◯万円以上稼げる

大体、この6掛けとか7掛けが現実的な数字でしょうねぇ。特にインセンティブが絡む場合は、トップの一握りの例だったりしますね。あとアルバイトだと馬車馬のように働いて月30万円以上可能!みたいな。ただしっかりした媒体だと稼働時間とか成約件数とかを表記しなければいけなかったりするので、よくよく記事を読んでみて下さい。大抵、隅っこのほうに小さく書いてあります。  また中途転職媒体でもよく年収例とかモデル年収がのっていますが、あの場合は大体、(インセンティブの比率が高い営業系じゃなければ)8掛けか9掛けが実態だと思います。

誰か助けて下さい!!

ありますよねー、このパターン。時給も待遇も何もかも隣に掲載されている求人広告より劣りますが、あなたを必要としている度合いならうちが勝ってます!みたいな。確かに人間って、誰かに必要とされたい生き物なので、意外と効果的なのかもしれません。僕はつくったことないですけど。大体、場所が悪くて人が集まらない店舗などで多いイメージですかね。なので、もし通いやすいなら普通に検討しても問題ないこともあるとおもいます。

ということで、繰り返しになりますがケチをつけたいわけじゃなくて僕の感覚でいうとこうですよという紹介です。でも、やっぱりこういう話題って注目を集めやすいんですね。ネット上でも定期的に話題になっている気が。僕もいつかチャレンジしてみようかな。